都講組の歴史と実績


都講組は1963年に労働組合として結成されました。

その間、多くの諸先輩方のご尽力により数多くの職場環境改善の実現をはたして

参りました。


他府県の公立学校の時間講師にない待遇の大部分は私たち都講組の成果による

ものです。


一例を挙げますと…


・交通費の支給(かつては支給されていなかった!)


・賃金計算を年間48週であったものを年間52週で算出


・年次有給休暇取得(有休もない時代があった!)


・一定時間以上の時数を持つ講師(準常勤講師)に夏、冬の付加報酬支給

 (新制度では廃止されたが、すべての時間講師に期末手当を支給)


・病休・産休、慶弔の有給化  等


・経験区分の拡大と準常勤制度廃止後の経過措置の適用


都教委から発せられる講師に関わる条件、待遇、申し合わせなども都講組の要望に

よるものが多く、一見すると都教委から自発的に発せられたもののように見える

ものも数多くあります。


これらの条件が制度の改定によって形を変えても、その基本が現在も守られて

いるのは都講組の存在によるもので、今後もこれらの条件の基本が守られ続けて

いくよう常に注視しています。


また新たな時代にあった時間講師の環境変化に合わせた改善にも努めています。